
海外旅行の用意って、慣れていないと本当に大変ですよね。
特に女性にとって、旅行の持ち物は一筋縄ではいかないもの。
必要なものが多すぎて、パッキングをしていると「あれ、これも必要だっけ?」「あれがないと困るかも…」と色々考えを巡らせて、
パッキングにかなりの時間を取られたり、荷物が予定よりも増えたりしていませんか?
この記事では、これまで数多く海外旅行を経験してきた私が、快適で楽しい海外旅行を過ごすために必要な持ち物をご紹介します。
海外旅行を控えている女性の方はぜひ参考にしてみてください。
また、一番最後に持ち物チェックリストを載せているので、パッキングの際に使用していただければと思います!
最初にチェックすべき基本アイテム!
まず、最初にチェックしておくべき基本的なアイテムからです。
忘れてしまうと海外でトラブルに巻き込まれる可能性があるので、しっかり準備しておきましょう。
パスポート・ビザ(査証)
最も重要なのがパスポート。
旅行前には、必ず有効期限をチェックしてください。
特に、国によっては「帰国時にパスポートの有効期限が6ヶ月以上必要」と定めている場合もあるので、早めに確認しておきましましょう。
また、行先によってはビザが必要な場合があります。
日本人に人気のハワイも事前に米国ビザESTAの申請が必要です!
インターネットで調べて事前に準備しておきましょう。
航空券とホテル予約確認書のコピー
航空券やホテルの予約確認書はスマホやメールに保存するのも良いですが、
万が一に備えて、紙のコピーを持っておくと安心です。
旅先の入国審査で、審査官から「どこのホテルに泊まるのか?」「何泊するのか?」等の質問を受けることがよくあります。
旅行慣れしていても、入国審査やホテル等で不意に質問を受けると、結構焦ります。
そのため、特に英語にあまり自信がない方は、印刷しておくことをおすすめします!
海外旅行保険の保険証書
海外旅行保険は、万が一のために欠かせないアイテムです。
たまに「クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているから大丈夫!」と
言う方もいますが、ハイクラスのクレジットカードでない限り、補償内容が十分でない場合がほとんどです。
少し面倒と思われるかもしれませんが、
インターネットですぐに加入することができますし、金額も高くないため、もしもの時のお守りとして旅行前に加入しておきましょう。
また、出発時の空港で海外旅行保険に加入し忘れたことに気づいた場合は、
チェックインカウンターの近くに海外旅行保険のカウンターがありますのでこちらも利用してみてください。
お金やクレジットカードはどうする?
次に、海外で使うお金や決済方法についてです。
現金とクレジットカード、それぞれの利点と注意点をチェックして、旅行先に合った支払い方法を選びましょう。
現金(現地の通貨)
現地の通貨を少しでも持っておくと、到着後タクシーに乗る際に便利です。
しかし、国によっては、キャッシュレス決済が進んでいることで現金がほとんど使えない場合もあるので注意が必要です。
なお、旅先の空港や繁華街で両替する場合は、必ずその場で両替した金額に誤りがないか確認しましょう。
私は経験ありませんが、現地の通貨を渡された際にいくらかお金を抜かれていたという話をたまに聞きます。
そのため、私は毎回その場で換金してもらったお金を数えるようにしています。
また、ちょっとした工夫ですが、
金額の大きいお札は使いづらいことが多いので出来る限り、細かいお金に換金してほしいと両替所で伝えるようにしています!
特にチップ文化のある国では細かいお金を多めに用意しておきましょう。
クレジットカード
クレジットカードは、ホテルやレストラン、ショッピングモールでの買い物で重宝します。
また、財布の盗難被害にあった時には、クレジットカード会社で利用停止をしてもらえるため、現金を持ち歩くよりも安心です。
VISAもしくは、マスターカードであればクレジットカードが使用可能なお店であれば、
ほぼ100パーセント支払い可能ですが、JCBやアメリカンエクスプレス等の場合、
対応していないお店もあるため、注意が必要です。
異なるブランドのクレジットカードを2枚以上持っておくことをおすすめします。
衣服類やバッグのアイテム選びのポイント
衣類は、旅行先の気候や過ごし方に合わせて選ぶことが大切です。
何を持って行けばいいか迷うところですが、
ポイントさえ押さえれば、無駄なくコンパクトにまとめることができます。
現地の気候に合わせて服装を考える
旅行先の月別平均気温や直近1週間の気温を参考にして準備しましょう。
最近では、気候変動の影響もあり、例年の気温と大きく差がある場合もあるため、直近の気温は調べておきましょう!
温暖な地域に旅行する場合、東南アジアやアメリカでは室内や電車内の冷房が効きすぎている場合があります。
そのため、カーディガンを持っておくと安心です。
また海外は紫外線が強いため、サングラスや帽子があると、更に快適です。
私の場合、温暖な国に旅行する際は、トップスを滞在日数+1着、カーディガン1着、ボトムス2着、ワンピース1着を持って行ってます!
歩きやすい靴は必須!
観光地を歩き回る予定があるなら、何よりも「歩きやすい靴」が大切です。
スニーカーやフラットシューズ等、長時間歩いても疲れない履き慣れた靴を選びましょう。
少しおしゃれなレストランに行く予定があれば、パンプスやヒールを1足持っていくと便利です。
スリ対策にバッグ選びが重要
海外は日本に比べて、スリや窃盗等の軽犯罪が多く発生しています。
貴重品を盗まれると、せっかくの楽しい旅行も台無しになってしまいます。
旅行中は両手が空くショルダーバッグがおすすめです。
特にバッグの中身が見えないファスナー付きのバッグだと安心です。
女性ならではのおすすめアイテム
女性の場合、荷物を少なくしたいけれど、
いざという時のために持っておきたいアイテムも多いですよね。
ここでは、旅行中に役立つアイテムを紹介します。
ヘアケア・スキンケア用品はコンパクトに
シャンプーやコンディショナーはトライアルキット、もしくは小さなボトルに詰め替えたものを持っていくと便利です。
スキンケア用品もトライアルサイズのものやボトルに詰め替えたものを持っていくと、荷物が嵩張らないのでおすすめです。
日焼け止めや虫除けスプレーも忘れずに持っていきましょう。
なお、液体物は手荷物で持ち込める量が決まっています。
手荷物には機内で使用する最低限のみにして、その他は預け入れ荷物に入れておきましょう。
もしもの時のサニタリーグッズ
旅行中に生理が重なりそうな場合は、生理用品を忘れずに持っていきましょう。
普段使用する量よりも少し多めに持っていくと安心です。
また、サニタリーショーツも忘れずに持って行きましょう。
常備薬
常備薬を持参しておくと、体調不良になった時に役立ちます。
痛み止めや消化薬、アレルギー薬などは必須。
風邪薬や下痢止めは、海外では手に入りづらい薬もあるので、事前に準備しておきましょう。
旅行中は普段とは異なる環境で疲れが溜まりやすく、急な頭痛や発熱等が起こることも。
体調が優れないなか、現地の薬局で薬を入手するのはかなり大変なので、持っておくのお勧めします。
折りたたみエコバッグ
現地でお買い物をした時に、ビニール袋が売られていない場合や有料の場合があります。
軽くてコンパクトに折りたためるエコバッグを持っていくと、買い物時に便利です。
手持ちのバッグに1つ入れておくと役立ちますので、入れておきましょう。
旅行中に使える便利グッズ
ここからは旅行先であると助かる「便利グッズ」をご紹介します。
実際に私がこれまで旅行してきたなかで役立ったアイテムです。
持っていくと旅先のストレスも軽減できるかと思いますので、ぜひ用意してみてください。
ウエットティッシュ
海外のレストランでは、基本的にウェットティッシュはありません。
また、食べ歩きや屋台では手が汚れてしまうことも。
海外ではトイレがなかなか見つからないこともあるため、手持ちのバッグに入れておくと、ささっと手や汚れを拭き取れるため便利です。

イタリアでジェラートを食べた時に手がベトベトになってしまいましたが、ウェットティッシュを持っていたことで助かりました!
折り畳み傘
事前に天気予報を確認し、雨が降りそうな場合やスコールが発生する国では折り畳み傘があるといざという時に役立ちます。
海外の折り畳み傘は、比較的大きく価格も高いことや、機能面が優れないことが多いため、
軽量でコンパクトサイズの折り畳み傘を日本から持っていくことをお勧めします。
予備のジップロック
お土産を購入した際に液体物や小袋サイズのお菓子などを購入した際に、ジップロックに入れて持ち帰れば、
スーツケースのパッキングがまとまりやすくなり、液漏れした際の心配も軽減されるので、複数サイズのジップロックがあるとなにかと使えます!
ちなみに、機内に持ち込める液体物の量には決まりがあるため、必ず預け入れ荷物に入れるようにしましょう。
使い捨てスリッパ
近年、環境配慮やコスト削減の流れから、海外のホテルではアメニティが簡素化されていることが多く、
スリッパが置かれていないケースも珍しくありません。
特にヨーロッパや北米のホテルでは、スリッパがない前提で持参しておくのが無難です。
持ち物チェックリスト

機内持ち込み
◻︎ パスポート(有効期限を要確認)
◻︎ ビザ(必要な国のみ)
◻︎ 航空券(Eチケットやアプリも可)
◻︎ ホテルの予約確認書(印刷またはスマホ保存)
◻︎ 保険証、海外旅行保険証書
◻︎ クレジットカード(2枚以上がおすすめ)
◻︎ 現地通貨(少額でも用意しておくと便利)
◻︎ 国際運転免許証(レンタカー予定があれば)
◻︎ 緊急連絡先メモ(家族・大使館など)
◻︎ スマホ
◻︎ ワイヤレスイヤホン
◻︎ モバイルバッテリー、充電ケーブル
◻︎ハンカチ、ティッシュ・ウェットティッシュ
◻︎カーディガンなどの防寒着
◻︎マスク
◻︎ ハンドクリーム(乾燥予防)
預け入れ荷物
衣類・身の回り品
◻︎ 洋服(滞在日数に応じて)
◻︎ 下着・靴下
◻︎ パジャマ・ルームウェア
◻︎ 上着(風を通さないウィンドブレーカーなど)
◻︎ 水着(必要な場合)
◻︎ 靴(予備や用途別)
洗面・バス用品
◻︎ シャンプー・コンディショナー
◻︎ 歯ブラシ・歯磨き粉
◻︎ 化粧品・メイク落とし
◻︎ 日焼け止め・保湿クリーム
◻︎ 爪切り・綿棒
その他
◻︎ 海外用変換プラグ
◻︎ エコバッグ
◻︎ 常備薬(風邪薬、胃腸薬、虫刺され薬など)
◻︎ 予備のウェットティッシュ
◻︎ 折り畳み傘
◻︎ 使い捨てスリッパ
◻︎ ジップロック
◻︎ サニタリーグッズ
まとめ
海外旅行はワクワクと同時に、不安もつきものですが、
事前にしっかり準備を整えておくことで、現地でのトラブルを防ぎ、安心して旅を楽しむことができます。
ぜひ今回ご紹介した持ち物リストを参考に、快適な旅の準備を進めてみてください!
それでは素敵な旅を!!